こんにちは！２０代、３０代からの婚活を応援！
そして日本のものづくり、製造業の婚活もサポートする『結婚相談所 縁Road』の婚活カウンセラー、神林理絵です。

婚活という言葉もすっかりメジャーになっていますが、妊活も同じようになりました。
街では不妊クリニックやレディースクリニックと称した妊活クリニックがたくさん増えています。
ひと昔ならこっそり婚活、妊活をしていた時代もあったので、今は随分とオープンになって良かったと思います。

実は私も婚活とほぼ同時に妊活もこっそり始めていました。
でも妊活に目覚めたのは３０代半ば過ぎた頃です。３５歳を過ぎたら急激に妊娠力が下がると知って慌てて妊娠に必要な「土台作り」を始めました。

そして努力実って今は小学生の男の子の母でもあり、経験を活かして結婚相談所のカウンセラーをしています。

私が経験した婚活→結婚→妊活→出産という経験を踏まえて実感した事などをお伝え出来ればと思います。

婚活を始めたら妊活を意識した方がいい理由

年齢にも寄りますが、共働きが多いこの社会で子供が欲しいと思っても簡単には出来なくなっています。だから、婚活を始めようと思ったら妊活を意識された方が良いと思います。

それは女性だけではなく、男女共にです。

女性は結婚を意識されたら、まずは自分の体が妊娠出来る体なのか。
男性もご自身の精子などが正常かどうかなど調べた方が良いです。
これらは「プレコンセプションケア」と言います。「ブライダルチェック」と言われていたものとほぼ同じです。妊活をこれから始めるべきか悩まれている人はこの「プレコンセプションケア」は気になるかと思います。

プレコンセプションケアってなに？

私が妊活していた頃は、「プレコンセプションケア」という言葉も一般的ではなく、ブライダルチェックという別の呼び名で、どちらかと言うと女性側の妊娠力や婦人科系の病気などを調べる意味が強かったと思います。最近はこのプレコンセプションケア、「プレコン活」という言葉もあるくらいです。

このプレコンセプションケアというのは、子どもを持つことを計画している人も、持つつもりのない人も、妊娠する可能性のある男女全員が、いつか生まれてくる赤ちゃんのために、妊娠前から健康づくりをしましょうという考え方です。とっても良い考えだと思います。

だって、なかなか生殖器や卵子の事を調べる機会って無いと思いませんか？
健康診断にもなかなか行きたがらない大人も多いです。
私は婚活を始めると同時に婦人科でチェックをしていました。元々婦人科へは高校生の頃から生理不順で通っていたので、抵抗なくチェックに行けました。

ちなみに女性は私の様に内膜症や月経不順など何か症状があれば調べたり、月経があるから異変や異常にも気づきやすいです。
でも男性は自分の生殖器を調べる機会なんて、なかなかありません。
「俺は健康だから大丈夫！！」と思っている人も居るかも知れませんが、健康と生殖器の健康度は違います。

不妊の原因は男女半々と言われていますが・・・

もう周知の事ですが、不妊の原因は男女半々なのです。

以下の話は私が通っていた婦人科の院長先生が仰っていたお話です。特に男性の原因にビックリしました！

女性の場合、生理不順や卵管の詰まり、子宮の異常が三大原因ですが、男性は精子と精巣が原因と言われています。
しかし男性はボクサーパンツやブリーフパンツなどの下着であったり、細見でストレッチ素材のデニムなんかが普及したのも男性不妊の原因と言われているそうです。
なんで？と思いませんか？

先生の言葉通りに書きますが、タマタマは温めNGだそうで、出来るだけ冷やさないといけないため心臓から遠い場所にあるとの事。それが締め付けられた下着に入ると、体温で温められて精子の動きが鈍くなるそうです。男性下着のおススメはブリーフ！と仰っていました。
更におススメはフンドシだそうです・・・。フンドシだと色々面倒ですね＾＾；

あと、ロードバイクに乗ることもリスキーと仰っていました。長時間サドルにまたがる事で締め付けられる上、温められるので最悪との事。

そしてこれまたショックなのが、サウナです。サウナ愛好家が増えている中で大変申し訳ないのですが・・・サウナもタマタマを温めてしまうからよくないとの事です。

まぁ、何事もほどほどが良いとは思いますね。

更に更に怖い話をすると・・・コンビニ弁当やファーストフードを食べ続けると、精子の異常が増えるそうです。研究資料の写真を見ましたが、折れ曲がったり先端が二股に分かれた異常な精子が映っていました。怖かったです。

でも先生曰く、異常な精子はある程度含まれるそうですが、数が少なすぎるんだそうです。
聞き間違いかも知れませんが・・・１億匹（子？）は必要って仰ってた気がします。
詳しくは最寄りのクリニックで受診して聞いてみてくださいね。

ちなみに・・・最近は不妊の一番の要因は女性の年齢とも言われています。
３５歳を過ぎると一気に妊娠力が急降下します。一番ベストは２０代前半での妊娠で、トラブルも少ないと言います。

すぐに始められる！～妊娠しやすい体作り～

男性は生殖器を温める事がNGですが、女性は男性と逆で、体を冷やさない事が鉄則です。

ここで、私が取り入れていた簡単に出来る妊活“妊娠しやすい体作り”を教えます。
私が結婚前に始めていた妊活は、目覚めの白湯を飲むことと基礎体温を測る事でした。
お金も掛からないし、誰でも出来る事なのでおススメです！

それまで基礎体温なんて面倒で測った事がなかったのですが、毎朝測ると、自分の基礎体温が35.4度と低かったので、それを36度以上にするのに苦労しました。この36度以上は妊娠に必要な体温だそうです。
毎朝白湯を飲む。正直味もないし、面白くもない。
白湯だけでなく、コーヒーを紅茶に替えたり、シャワーだけをやめて湯舟に漬かる事や、家の中で裸足でウロウロを止めて靴下を履くようにしたり。で
もこれらを続けるだけでも基礎体温は徐々に上がって妊娠しやすい体作りに繋がります。
他にも色々ありますが、とにかく体を冷やさない事です！

あとは葉酸を飲むようにしていました。
葉酸は妊娠が出来る体になってから、産後しばらくまで必要と海外では言われています。

仕事で葉酸が必要という知識が元々ありました。葉酸の摂取が必要という認識が先進国の中で日本が一番遅れていると聞いていてショックを受けました。葉酸を摂取していないと妊娠前、妊娠中、妊娠後にどう影響するかは是非知って頂きたいです。

妊活･妊娠期に葉酸が必要な理由と摂り方

東洋医学か西洋医学、どちらを取入れるか？

ここでは主に、すぐに始められる妊活をテーマに書かせて頂いています。

私の経験上、簡単だったりすぐに始められたり、ちょっとした工夫で知らずに妊娠しやすい体質になっていた！という方が妊活疲れや途中で辞めてしまう事もないかと思ったので。。。

ちなみに私は西洋医学と東洋医学、どちらを先に取り入れたかと言うと東洋医学でした。
東洋医学はゆっくりペース。生活に上手く取り入れて体質改善をするので体にも負担がなくお財布にも少し優しかったりします。

西洋医学はスピード感が違います。ただ、費用もそれなりに掛かるし、考え方も東洋医学とまるで逆だったりするので合う、合わないがあります。様々な方法のアプローチがあるので結果もデータとして出やすいです。

最近は西洋・東洋医学の良い所を取り入れて両方で進めるクリニックもあるので良い時代になって来たな♪と思います。
私は１人目は東洋医学を取り入れ、２人目は西洋医学を選びました。
１人目は主に漢方でした。漢方はかなり本気のやつです。
大量生産で病院で処方されるメーカー品の漢方は、一般的な人のデータを元に作られているので、漢方の成分濃度が薄いと聞いていたため、本気の漢方医でお世話になりました。
先生は私と同い年で、本場中国で漢方を勉強されて資格も習得された女性でした。
ハッキリ意見を述べられるので、私はとても先生と相性が良かったです＾＾

そこでは、まず日々の生活習慣から何が目的なのかなど様々な事をヒアリング、そして舌診を受けます。何度もベロを動かして舌をずーっと診られました。
私の場合、「オケツ」が酷いと言われました。
「オケツ？？」と思わず聞き直しましたが「瘀血」と書くのですが、ひと言でいうと血の巡りが悪いという事です。この漢方薬局では体重や体質はもちろん、性格や生活リズムなどに詳細なヒアリングをして個人個人に合わせて一つ一つ調剤して作ってくれるので、信用度が高いです。高いですけど。

漢方薬局　万年美人（大阪市北区南森町）

そして半年ほど掛けて体質改善がされ、最初は流産でしたが、それでもめげずに漢方を続けて、妊娠。
次は妊娠期間を長く保つ事を重点的に漢方の中身を変えて行き、無事に出産をしました＾＾
この時４０歳！末期癌で余命宣告されていた母に無事に孫の顔を見せる事が出来て本当に良かったです。２ヶ月後に他界しましたが、最後に親孝行が出来たと思います。

少し時間を置いて、２人目に挑戦しました。漢方はゆるく続けで人工授精を何度かして４１歳で妊娠しましたが、胎児の染色体異常が見つかり、諦めざるを得ませんでした。

年齢的にも経済的にもかなり難しい状況になっていたので、夫婦で悩んだ結果、この先のステップへは進みませんでした。１人目の子育てもまだ大変な時期だったので、その選択は間違いなかったと思います。

やはり、妊娠には年齢が大変大きく関係します。年齢には抗えません。これは本当に痛感しています。

妊娠するために様々なアプローチ、選択肢が今はありますが、まずは結婚を意識された時から妊活も一緒に意識して頂きたいです。

だからと言って、お見合いの際に「私、絶対子供が欲しいから妊活もしています！」と言ってしまうとお相手もドン引きします^^;
日本ではまだまだ妊活＝”結婚してから”のイメージが強い為ですが、これからはそのイメージもどんどん変わってくると思います。

これからは「プレコン」の時代かも知れませんね！
気軽にプレコンをして、早めの準備が出来るようになれば良いなと思います。

色んな経験をして、会員様やお問合せの際にも色々アドバイスも出来るようになりました。
婚活エピソード、妊活エピソードも色々持っていますが、またちょいちょいお話出来ればと思います＾＾