婚活を考えた日から、 妊活を始めましょう。
妊活のスタートは、結婚してからでは遅すぎる。
こんにちは。20代~40代の婚活を応援!
守口・門真の『結婚相談所 縁Road』の婚活カウンセラーの神林です。
私は様々な婚活経験をして来ましたが、妊活経験もある婚活カウンセラーです。
そして、私自身が婚活と妊活を経験した事で思ったことや、「あの時こうしておけば良かった」と思うことをここに書きたいと思います。
婚活のゴールは結婚。結婚相談所で言えば成婚がゴールとなります。
では、妊活のスタートは結婚できてから。と思われている方も多いでしょう。
実は最初、私もそう考えていました。
でも婚活中に色々調べてみると、基礎体温は36度が無いとダメとか、葉酸を摂取する必要があるとか、そもそも妊娠できる体なのかどうかを事前に調べる必要があるなど、妊活を始める前に色々準備が必要だという事実を知りました。
私は専門家ではありませんので不妊治療の専門的な事は言えませんが、不妊治療を始める前に出来る事があることをお伝え出来ればと思います。
妊活は長期戦。お相手がいないうちから始めましょう。
私がおススメするのは、今はパートナーが居なくても妊活を始めることです。
「妊活」と言っても、クリニックに通うところから自宅で出来ることなど幅広い意味合いがあります。
私の経験上、日常生活でできる妊活は沢山あります。お金も掛かりませんし、痛い思いもありません。ただ、時間が長く掛かるだけ。だからこそ早めのスタートが必要です。
①基礎体温を36度以上にする
体温が高い人は風邪を引きにくいですよね。体温でウイルスや病原菌をやっつけるからとも言われています。男女問わず理想的な平均体温は、36.5度~37.2度と言われていて、最近は低体温や冷え性の男女がとっても増えています。妊娠するためには最低でも基礎体温36度が必須です。
もし基礎体温が36度以下の場合は生活習慣を見直してください。
・部屋の中でも裸足や薄着は避ける
・冷たい飲み物よりも温かい飲み物をチョイスする
・甘い食べ物を控える(糖分は体を冷やします)
・お酒は控え目にする
・シャワーだけでなく浴槽に浸かる習慣にする
・首、手首、足首を冷やさない
・朝、起きたら白湯を飲む習慣を付ける
②葉酸を摂取する
妊娠を考えている方にとっては、葉酸は必須な栄養です。欧米では妊娠可能年齢になったら葉酸のサプリを摂取することが推奨されていると聞きます。実は、日本は先進国の中でも葉酸の摂取が遅れていると言われていました。アメリカでは小麦粉にも葉酸を添加して売られています。それくらい葉酸は妊娠に必要な栄養です。葉酸は、ビタミンB群の1つで、細胞を作るために必要な核酸を合成したり、赤血球の形成に大きく関わるビタミン。特に妊娠初期に葉酸が必要とされます。葉酸の摂取が少ないと無脳症や二分脊椎症の胎児が生まれるなどのリスクがあります。日本では1万人のうち6人という比率で現在もなお発生していますが、欧米ではほとんど見られません。いかに日本が遅れているかという事です。https://boshieiyou.org/
葉酸の摂取は野菜などから採れますが、サプリメントもおススメです。下記は葉酸が多く含まれる食品です。
・ブロッコリー、ホウレンソウ、アスパラガスなど
・いちご
・アボカド
・納豆
・海苔
③妊娠しやすいカラダ作りをする
甘い物ばかり食べたり、外食や中食(テイクアウトなど)や野菜が少ない食事など偏った食生活は見直しましょう。時々なら良いのですが、コンビニ弁当など添加物が多く含まれる食品は健康に良くありません。出来るだけ自炊を心掛けたり、外食でも野菜や鉄分を多く含むメニューをチョイスするなど工夫をしましょう。母体に特に必要なのは葉酸、鉄分、カルシウム、オメガ3脂肪酸と言われています。オメガ3脂肪酸は胎児の脳の発達を助けると言われています。妊娠を希望する場合は、栄養面での準備を早い段階から始めることが大切です。
④ストレスをためないようにする
仕事のストレス、人間関係のストレスなどストレスを抱えていない人は居ないと言われる今の時代。出来ればストレスとはサヨナラしたいですよね。
ストレスは、妊娠しやすさに大きく影響を与えることも知られています。ストレスが多いとホルモンバランスの乱れを引き起こし、排卵や生殖能力に悪影響を及ぼす可能性があると言われています。ですので、妊娠しやすい体を作るためにはストレスを上手く管理する事が必要不可欠。意識して深呼吸や、散歩、ヨガなどリラックスできる環境をつくることも大切。ストレスは避けられないものかもしれませんが、その対処方法を見つけることも重要です。自分なりのストレス解消法を見つけてくださいね。
⑤婦人科系の健康診断(ブライダルチェック)を受けておく
ブライダルチェックと聞くと、どうしても結婚のイメージがありますが、妊娠前でもいつでも受けられます。
私もまだお相手がいない頃に婦人科系の健康診断を受けてみました。受けてみると、片方の卵管が詰まっていたので通りがよくなるような処置を受けました。卵管が両方詰まっている人や子宮内膜症が酷いと妊娠の妨げになることもありますので、お相手がいない間に診断を受けられることをお勧めします。こんな時じゃないとなかなか婦人科系の健診は受けれませんので良い機会だと思います。婦人科系の健康診断は主に下記を調べます。
・血液検査(貧血検査、風疹抗体検査、甲状腺機能検査、性感染症検診など)
・超音波検査(子宮・卵巣の形態的な異常の有無や、排卵を確認します)
・細胞診による検査(子宮頸がん検診、子宮体がん検診など)
基本、保険適用外となるため自費診療です。子宮頸がんなど、一部の検査は自治体から補助金が出る場合があるので、受診前にチェックすることをおススメします。
実はこのブライダルチェックを受けない人がほとんどです。妊娠したいと思った時には遅いのです。例えば、生理痛が日頃から重い人は子宮膜症やチョコレート脳腫などの場合があるので、妊活以前に治療が必要になります。いざ妊娠したい時には治療を優先されたり、重症化した場合は最悪の選択を迫られる可能性もあります。
まずは、自分のカラダを知ることが大切です。いつでも知ることが出来るので、時間があるうちに自分のカラダが妊娠しやすいカラダになっているのか調べてみましょう。
いかかでしたでしょうか。
どれも今日から簡単に始められる妊活です。実はこれらの基本的なことの蓄積が妊娠に近づく近道だと思います。
カラダ作りは1日や1ヶ月では作れません。何カ月、もしかすると1年以上かかるかも知れません。私も1年近く掛かりました。先ほどの生活習慣を見直すことと、漢方薬を取り入れていました。漢方薬についてはとっても奥が深く、妊娠できるカラダ作りに上手くアプローチする1つの方法として漢方についてはまた改めてブログにしたいと思います。
まずは、お相手がいなくても今日から簡単に楽に妊活が始められます。いざという時のために準備する事が大切です。
今日から妊活、あなたも始めてみませんか。
妊活のご相談もお気軽にしてくださいね。